GATALOGでは7月1日から毎日記事を更新しています。
その一環で7月17日に公開されたこちらの記事。
公開されるや否やTwitterを中心に大きな反響がありました。
今回はその記事の執筆者、ktn.さんにインタビューをしてきました!
ktn.さんプロフィール
渡辺(以下、緑文字):──まずは自己紹介からお願いします。
ktn.さん(以下、黒文字):GATALOGのktn.です。

医学部保健学科の1年生です。
──記事への反応見てると、男子だと思ってる人もいるようでした。
女子です。
意識して性別分かんないようツイートしてる節もあるので、それで勘違いされたのかもです。
執筆意図について
──さっそくなんですが、記事の執筆意図をお聞かせください。
一番の目的は記事を見てもらうことでした。
荒れるだろうというのは想定してましたが、それでも見てもらえたらいいなと。
それに普段からそういう内容のツイートをしてたのもあります。
──渡辺もそれを見てて勧めたみたいなとこもありますしね。
新大ツイッタラーはツイッタラーではない
──記事中ではあえてちゃんと定義はしてなかったと思うんですけど、「ツイッタラー」というのはどういうもののつもりで書いたんです?
人に見られるために面白くツイートする人達みたいなイメージです。
リアルの知り合いと繋がるんじゃなくて、Twitterを活動のメインにしてる人達のことをツイッタラーと呼んでます。
──僕のイメージではツイッタラーというのはTwitterユーザーのことを指す言葉です。今挙げられた意味ではアルファツイッタラーという言葉を使ってますが、ツイッタラーとアルファツイッタラーに違いはありますか?
ほぼ同じイメージです。ただアルファツイッタラーの方が規模が大きい印象です。
フォロワー数4桁とか5桁とか…。
──新大の2、300人でやってるのはアルファツイッタラーではない?(笑)
そうですね(笑)
──ちなみにツイッタラーとツイ廃の違いは?
ツイ廃は質とか反応とか拘らずに、ただたくさんTwitterやってる人ですね。
たくさんツイートしたり見たり、Twitterに依存してる人って感じです。
自分を含めた界隈を新大ツイッタラーと呼んでる奴
──記事中でのツイッタラーの定義は分かりましたが、自称してる人っています?ツイ廃を自称してる人が目に付くなっていうのは僕も感じてたのですけど。
「私は新大ツイッタラーです!」って言ってる人はいないですね。
ただ自分を含めたグループのことを新大ツイッタラーと言ってる人達はいます。
──「新大ツイッタラーとご飯行ってきた」みたいな。
同じグループに属してるように見える相手のことを「新大ツイッタラーやばいww」とかって言ってて、自分もそのツイッタラーの一員だって言いたいんでしょう?っていう。

──ということは、「ツイッタラー」の定義に当てはまる人は新大にはいないんですね。ツイッタラーはいないけどツイッタラーを名乗ってる人はいる。
「ツイッタラーになれ!」って言ってるんじゃないんです。
新大ツイッタラーはリア垢とツイッタラーの中間ぐらいだと思うんですけど、それなのにツイッタラー名乗るなよっていう感じです。
──中途半端なのにツイッタラーを名乗るのがキモイってことですね。
秋田大生
──特徴④で秋田大生との絡みに触れられてましたけど、そんな絡みありましたっけ?以前千葉大生が新潟まで来てたんたん行ったりしてたので千葉大生の印象の方が強かったです。
他の4年生にもそう言われましたね。実際千葉大の人も記事に反応してましたし。
私がフォローしてる2年生とか?は秋田大生と仲良くしてるみたいです。
新大の人と高校が一緒とかで仲良いんじゃないって言われました。
反響について
──記事を公開してから色んな反響があったと思うんですけど、どう感じました?
思ったより反響が大きくてビビリました。
私は何人かの「新大ツイッタラー」と繋がってるんです。
公開前は、その人達に見られてRTされてちょっと荒れて終わりぐらいかなと思ってたんですけど、何も知らない人達にまで広がっててビックリしました。
あえて書かないでいたら突っ込まれた
──内容も上手いなと思いました。完璧じゃないので、突っ込みたくなるというか意見を差し挟みたくなるというか。
あんまり記事を長くしたくないなというのはありました。
GATALOGの他の人の記事は紹介とかでしたけど、私のは完全に自己満足なので長くしてもな、と。
単純に記事書くのに慣れてないっていうのもありますけど。
──長くならないように説明を省いてる部分もあるんですね。
そういう細かいところをみんなが突っ込んでくれたり叩いたりしてさらに広まったのはあると思います。
──「共感!」という反応もそれなりにあったのに驚きました。
叩かれる内容のつもりだったので、叩き9割で残りは身内だろうと思ってました。
なので共感側も割といたのが予想外でした。体感3~4割ぐらい。
まあもしかしたら私から見えない鍵垢でボコボコにされてるのかも知れないですけど…(笑)
Twitter以外でも反響が
──Twitter以外にメールでも、割と批判的なお問い合わせも何件か頂きました。
Twitterだけじゃないんですね…。
──その中で「陽キャ集団のGATALOGが陰キャのツイッタラーを馬鹿にしてる」というものもあったのですが、GATALOGは陽キャなんですかね?
GATALOGって陽キャなんですか(笑)
サークルに陰も陽もないと思うんですけど、どちらかと言えば陰側のつもりでいます。
──パソコンカタカタやってる人達ですしね。
アクセス数が普段の20倍
──GATALOGは7月から毎日更新を続けています。もちろん記事によって偏りはあるんですけど、毎回大体このぐらいってアクセス数があります。ktn.さんの今回の記事、公開1日経った時点でその数字の20倍を叩き出しました。
良いのか悪いのか…(笑)
まあ目的として「見てもらう」ことに焦点を当ててたので、そういう意味では良かったのかも知れないです。
あと、逆に質問良いですか?
GATALOGって広告貼ってあるじゃないですか。
「わざと荒れさせて閲覧数増やして広告収入狙ってるのでは?」という反応もあったのですけど、広告関係ってどうなんですか?
──炎上商法ってやつですね。正直収益はないです。仮に「普段の20倍」が毎日続いてもサーバーとドメインの維持費でトントンぐらいです。
なるほど。
──GATALOGに広告が貼ってあるのは広告収入がというよりも、メンバー向けに「Web制作でこんなマネタイズの方法があるよ、楽しいよ」というのを知ってもらう側面が強いです。収益狙うなら複数サイト運営して話題に乗っかりまくってとかガッツリやらないといけないですね。
こんな規模じゃ全然なんですね。
みんな記事読んでない!?
──他になにか気になった反響はありましたか?
本当に記事読んだの!?って感じの人が結構いました。
確かにこの書き方じゃそういう誤解生むだろうな、と思える反応もありましたけど、完全に記事中に書いてあることの逆の事言ってたりとか。
例えば1つ目の「ネタツイしない」に対して「日常ツイートしちゃダメとか意味分かんない」とかは「そんなこと言ってないじゃんー!」って。
あそこの部分、そういう反応来るかもなと意識して「全員ネタツイしろって思ってるわけじゃないですよ」って書いたんですよね。
それでもそういう人がいるのは驚きでした。
──思ったよりみんな読んでないんだなと。
多分タイトルを見た時点で感情が勝っちゃって、そんな大して読まないで批判するみたいな。
否定感情から入って粗探しみたいな感じで、「ああ、そんなもんか~」と思いました。

GATALOGでの掲載について
──「これGATALOGに載せるの?」という種類の反応も多々ありました。
正直ごもっともだなと思います。
あくまで個人の見解と言えど載せてる媒体はGATALOGなので…。
個人のブログだったら完全に私だけじゃないですか。
GATALOGで出すとGATALOGに迷惑がかかったりもするので…。
大丈夫なのかな?消してもいいですよとも思いつつ。
──ktn.さん自身は公開前から「これ大丈夫ですか?」側でしたよね。

GATALOG内でも賛否両論
──「配慮の欠ける1年生がやった」みたいに思う人もいたようなんですが、チェックはちゃんと通しています。メンバー全員を5つのチームに分けて、各チームの「リーダー」が内容をチェックしてから公開するようになっています。ktn.さんは渡辺チームでした。
渡辺さんは絶対OKしますよね。
──今回のは全く問題に感じなかったので。反響を受けてリーダー間でも少し話をしましたが、賛否両論でした。
大体誰がどっちか何となく分かる気がします(笑)
もうちょっと「個人の気持ちだよ」っていうのを強調すれば良かったかなとは思います。
ネタはネタだと分かるように?
──リーダー間の話の中で、こういう記事には冒頭に注意書きを入れるようにしようとか、専用のカテゴリーを作ろうという案も出ました。
私もそっちの方が良いと思います。
──まああんま予防線を貼り過ぎるとダサいですけどね。
そうなんですよね。
あんまり「ネタだから叩かないで!」みたいな感じは「それは違うだろ」と思いますね。
とはいえ予め読み手が「これはネタ記事なんだな」と分かっていれば受け止め方も違うと思うので…。
情報発信系と意見主張系は分けておいた方が良い気がします。
今後について
──今後もGATALOGで記事を書く機会があると思います。どういう方向性のものを書く予定ですか?
あんま決めてないですけど、情報発信みたいなのは書かないですかね。
書いてって言われたら書きますけど、そんなに発信したい事はないので。
なので多分自分の意見とか考えとかになるかなと思います。
文・写真:渡辺和希
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